山田良定やまだ りょうじょう

山田 良定（やまだ りょうじょう、1931-2002年）は、昭和から平成時代に活躍した日本の彫刻家日展理事である。
1931年10月5日滋賀県神崎郡五個荘町奥に生まれる。
1954年に滋賀大学卒業。卒業後の1962年に日本芸術院会員であった富永直樹に師事。1963年の日展で初入選。以後毎年出品する。1975年に第7回日展で「潮風」を出品し特選となる。翌年の第8回日展で「草原」を出品し、無鑑査・連続特選を受ける。1990年第26回日展では文部大臣賞を受賞する。また、1981年に日展審査員を務め活躍。1999年「開幕の刻」で芸術院賞を受賞した。
日展を中心に作品を発表する一方で大津市公民館児童美術教室で子供たちの指導や、滋賀大学教育学部教授、附属幼稚園長を歴任した。1997年に退官し名誉教授となる。
2002年1月30日、栗東市の病院で肺炎により死去した。

年表
1931年　滋賀県に生まれる
1954年　滋賀大学教育学部卒業
1962年　富永直樹に師事
1963年　日展初入選　
1975年　第7回日展で「潮風」を出品　特選
1976年　第8回日展で「草原」を出品　無鑑査・連続特選を受ける
1981年　日展審査員
1990年　第26回日展で「秋・ふたり」が文部大臣賞を受賞
1995年　浄土宗芸術賞を受賞
1997年　滋賀大学教育学部教授　退官
1999年　「開幕の刻」で芸術院賞を受賞
2002年　死去