乃木希典のぎ まれすけ

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    乃木 希典(のぎ まれすけ、1849年-1912年)は、明治期の代表的陸軍軍人である。
    1849年11月11日江戸の長府藩上屋敷に、長州藩の支藩である長府藩の藩士・乃木希次と壽子との間に三男として生まれる。幼名は無人。幼少時は虚弱体質であり、臆病であった。泣かされることも多かったため、無人の名にかけて「泣き人」とあだ名されていた。


    1858年に長府に転居。1859年に漢学者の結城香崖に入門。漢籍や詩文を学び始める。また、1860年以降は、流鏑馬や西洋流砲術、槍術、剣術なども学び始めた。1863年には元服して名を源三と改める。


    1864年には学者となることを志していたが、父である希次と対立した後、出奔。萩まで赴き、兵学者の玉木文之進への弟子入りを試みる。玉木家はこれを拒絶。しかし結局、源三は玉木家に住むことを許されることとなり、文之進の農作業を手伝いながら学問の手ほどきを受けた。同年、萩藩の藩校・明倫館の文学寮に通学する。一方で、一刀流剣術も学び始め、1870年には技術習得を意味する「目録伝授」された。


    幕末時には長府藩報国隊として国事に奔走、明治維新後は大日本帝国陸軍に入隊し1871年に陸軍少佐に就任。1877年には少将として西南戦争に従軍。1886年には川上操六らと共にドイツに留学し戦術を研究する。1894年には日清戦争に従軍し1895年には中将として台湾征討に参加し、1896年に台湾総督に就任する。


    1904年には日露戦争開戦に伴い大将として指揮を執るなど明治初期から後期にかけて陸軍で活躍し東郷平八郎らと共に英雄視される一人となる。


    退官後の1907年には明治天皇が関与し、学習院院長となり、皇族子の教育に尽力する。1912年に明治天皇大葬が行われた9月13日に妻である静子とともに自刃する。享年62。その後の1916年に裕仁親王の立太子礼に際して、正二位を追贈される。


    明治天皇が崩御してから、乃木が殉死するまでの3ヶ月ほどの間、迪宮裕仁親王(後の昭和天皇)は、乃木を「院長閣下」と呼んでいた。これは、明治天皇の遺言によるものであった。後に昭和天皇は、自身の人格形成に最も影響があった人物として乃木の名を挙げるほどに親しんだ。



    年表
    1849年 生まれる
    1858年 長府に帰郷
    1863年 元服して名を源三と改める
    1865年 長府藩報国隊に入り奇兵隊と合流して幕府軍と戦う
    1871年 陸軍少佐に任官 名を希典と改める
    1877年 歩兵第14連隊長心得として西南戦争に参加
    1886年 川上操六らとともにドイツに留学
    1892年 歩兵第5旅団長を辞任して2月に休職
        12月に歩兵第1旅団長の就任ため復職
    1894年 歩兵第1旅団長 日清戦争に出征
    1895年 第2師団長に親補 台湾出兵に参加
    1896年 台湾総督に親補される
    1898年 台湾総督を辞職
    1899年 11師団の初代師団長に親補される
    1904年 日露戦争の開戦にともない、第3軍司令官(大将)に親補される
              旅順攻囲戦を指揮 奉天会戦に参加
    1906年 1月、終戦による第3軍の廃止 同時に軍事参議官に親補される
              死去まで、乃木の本官は軍事参議官
    1907年 学習院院長 皇族及び華族子弟の教育に従事
    1911年 7月1日に大英帝国のハイドパークで英国少年軍を閲兵
    1912年 妻・静子とともに自刃。享年62。
    1916年 正二位を追贈される

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