大西清右衛門おおにし せいえもん

  • 千家十職
  • 茶道具
  • 釜師

大西清右衛門の買取

大西清右衛門の作品を高く評価しております。
もし作品がお手元にございましたらぜひご相談ください。

大西清右衛門(おおにし せいえもん)は、千家十職の釜師。室町時代後期から400年以上続く京釜師の家柄。現在は16代清右衛門が当主。

4代当主が清右衛門を名乗る。9代目を除き、6代目以降代々の当主は「清右衛門」を継いだ。京都市中京区の三条釜座に工房があり、「大西清右衛門美術館」も併設された。

初代浄林(1590年-1663年)は、山城の国に生まれた。後、京都の釜座に移り、釜の製造を始める。当時の他の工房では、草庵風の釜を制作していた。それに対し、武家の好みに適う広間向きの作風を確立した。

2代浄清(1594年-1682年)は、初代浄林の弟。歴代の中でも技術が高く、名人として知られている。古田織部や織田有楽の釜師を務めた。作品は地文のある装飾的ものを得意とした。

6代浄元(1689年-1762年)からは、千家出入りの釜師となる。また、この頃から草庵風の侘茶に適した作品を作るようになる。

7代浄玄(1720年-1783年)は、大西家中興の祖と言われ、2代浄清に続く名手として有名である。美しく、気品に満ちた釜を制作した。

9代浄元(1749年-1881年)は、7代浄玄の弟子。養子として大西家を継ぐ。作品は丁寧で、美しい地肌の上品な釜が特徴である。

10代浄雪(1777年-1852年)は、装飾した地文と地肌が調和した美しい釜を制作。制作をする一方で名物釜を調査。「名物釜由緒聞伝控」等を編纂。学者としても知られる。

13代浄長(1866年-1943年)は、茶道が困窮した時代に復興に努め、日本画家橋本関雪の絵を装飾に用いた釜を作った。

16代清右衛門(1961年-)は、15代浄心の長男として京都に生まれる。1993年に16代清右衛門を襲名。芦屋釜を研究、秘法とされた技法を再現。

出張買取

  • 出張依頼

    お気軽にご相談ください。お電話・LINE・メールフォームから承ります。

  • 日時決定

    お品物についてお聞きした後、ご都合のよいご訪問日時を調整し決定いたします。

  • ご訪問・査定

    ご指定の日時に目利きがご訪問し、お品物を拝見して、査定額をご提示いたします。

  • 買取・お支払い

    ご提示した査定額にご納得いただきましたら、その場で現金でお支払いいたします。

美術品の時価評価が必要な皆さまへ

大西清右衛門を含め、相続や企業の帳簿価格の見直し等で必要な美術品・骨董品の時価評価は、「美術品評価サービス」がございます。

美術品評価サービスについて

ご相談・お申込みはこちらまで

ご相談・お申込み

経験豊富なオペレーターがご対応します

0120-08-5108

8:30〜17:30(月〜土・祝日も営業)

査定料、訪問料、ご相談料などの追加費用は一切不要です。まずはお気軽にご相談ください。

選べる買取方法