五姓田芳柳ごせだ ほうりゅう

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    五姓田 芳柳(ごせだ ほうりゅう、文政10年2月1日(1827年2月26日) - 明治25年(1892年)2月1日)は江戸時代末期から明治初期にかけて活躍した洋画家、浮世絵師。初世である。

    江戸赤坂の紀州藩士浅田冨五郎の子として紀州藩邸で生まれる。幼名は岩吉、後に源次郎、伝次郎、重次郎、芳次郎、弥平治、大輔、半七と改める。一点斎重次、芳滝、芳柳、柳翁と号す。天保3年(1832年)と同4年に(1833年)に相ついで両親と死別し、元佐竹藩士・本多庄兵衛の養子となり源次郎と改名。天保12年(1841年)数え15歳の時、養父が久留米藩士・猪飼藤兵衛の養子孫となるも、まもなく藤兵衛は亡くなり養父庄兵衛が跡を継ぐ。またこの頃歌川国芳に入門して浮世絵を学んでいる。天保14年(1843年)17歳にして画家を決意して各地を歴遊、20歳前後に5年間諸国を遊学し、長崎ではオランダ絵画を実見している。嘉永元年(1848年)久留米藩士、森田弥左衛門に入婿したとき末娘(一説に次女)の勢子と結婚し、三男二女をもうけている。長男が森田氏の跡を取り、次男義松、長女たつ(渡辺幽香)が画業を受け継いだ。長男、三男は夭折しており、次女の夫、子之吉が二世五姓田芳柳を襲名している。

    嘉永2年(1849年)3月には樋口探月に入門、狩野派の画法も学んでいる。嘉永5年(1852年)には洋風画を模して暈影法を用いて新派を開いた。これは油彩ではなく、絹地に陰影法を使った独特の作風である。安政4年(1857年)藩士を辞め(妻子は藩邸内森田家に在住)、仙台藩吉沢金之助の義弟となり吉沢家を継ぐ。万延元年(1860年)横浜に赴き初めて西洋人と交わる。このときドクトル・セメンズのもとで初めて油絵を見て、ここから横浜絵(絹絵、隈絵、写真絵とも呼ばれる)を発想したという。明治元年(1878年)このように養子縁組を繰り返して、浅田、本多、猪飼、森田、吉沢と五度姓を変えたことにちなみ、五姓田姓を名乗る。明治3年(1870年)義松を追って横浜に移住し外国の水兵の土産用にこの肉筆の横浜絵(絹絵、隈絵、写真絵とも呼ばれる)を制作販売する工房を構える。後に横浜に移り、外国人の肖像画を描き、評判を得るが軸物や屏風などといった風俗画も描いている。

    明治6年12月浅草に工房を移し、多くの弟子を抱えながらジオラマを創始し、肖像画を制作した。同年、宮内省からの注文で明治天皇の御影を描いた。さらに昭憲皇太后の肖像画も描いている。また軍医頭・松本良順の知遇を得て、明治8年(1875年)陸軍病馬院で解剖学御用掛を勤め、馬に関する解剖図を手掛ける。明治10年(1877年)西南戦争では大阪臨時軍事病院に出張を命じられ、石黒忠悳の指揮のもと多くの負傷者を写生した。同年の第1回内国勧業博覧会では「阿部川富士」を出品し、洋画の部では最高の鳳紋賞牌を受賞する。明治11年(1878年)浅草公園内に住み、専ら肖像画の注文に応じており、明治15年(1882年)には肖像画の注文を請け負う光彩社を設立する。この10年ほどが、芳柳にとって最も制作が充実した時期に当たる。

    明治17年(1884年)4月から7月にかけて文部省図画御用掛として新潟学校師範学教場に赴き、小学校教師に図画の講習を行う。明治18年(1885年)には号を養子に譲って、みずからは柳翁と称した。その後再び新潟など東北諸国を遊歴し、明治23年(1890年)アメリカに渡っている。帰国後、目を患ってほぼ失明し、他の病も発して没した。享年66。戒名は遊道院哲誉柳翁居士。墓所は港区白金三光町にある五姓田家の菩提寺・専心寺。

    弟子のなかには、パリに絵画留学中、法律勉強のために渡仏してきた黒田清輝に画家になるよう勧めた山本芳翠、『明治初期洋画壇回顧』(1936年)という官学の洋画科ができる以前の洋画修業について貴重な証言を残した平木政次、他には羽山芳翠、加藤月柳、山村柳祥、平木柳静、柳秀、柳雪、柳義、富取芳斎がいる。

    出典:Wikipedia

    五姓田芳柳の代表的な作品

    • 「子守図」
    • 「西洋老婦人像」
    • 「明治天皇小直衣図」
    • 「明治天皇軍服像」
    • 「大坂陸軍臨時病院行幸の図」

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