骨董品・美術品の出張査定を依頼したい。業者選びのポイントとは?

骨董品買取 2025.01.22

骨董品・美術品の適正な査定をするには、専門業者であることはもちろん、深く広い専門知識が必要です。出張査定の依頼先選びにおいては、どのような査定士が来訪するのか、現場で査定してもらえるのか、所要時間はどのくらいかなど事前の確認が大切です。本コラムでは、骨董品・美術品の出張査定をお考えの方に、業者選びのポイントをご紹介します。

出張査定を行う業者にはいろいろある

出張査定を行う買取業者にはいろいろなタイプがあります。貴金属や時計、ブランド品、お酒、カメラなど、どんなものでも買い取りますという業者も少なくありません。しかし、貴金属や時計、ブランド品などは買取相場が決まっていますが、骨董品・美術品の場合は、古物市場などでの取引相場はあるものの、量産された品物は少ないため適正な査定をするには深く広い専門知識が必要となります。出張査定の業者選びにおいては、まず骨董品・美術品の専門業者であることが選択のポイントです。そうでなければ、査定を依頼しても専門業者に再委託するため査定に時間がかかり、提示される金額も根拠の曖昧なものになりがちです。

骨董品・美術品の査定には深く広い知識が必要

骨董品・美術品の査定は、美術史や工芸史、作者についての知識、素材、意匠、コンディションの評価など、長年の買取で蓄積した知見に基づく鑑定眼が求められます。それだけではありません。その骨董品・美術品を求める人がどこにいて、現在の価値はどれくらいなのかという市場についての最新知識も求められます。そうした知識と経験を備えた査定士のスキルにより、売り手に納得いただける査定・買取を行うことができるのです。

出張査定を謳いながら写真を撮って帰る業者も

骨董品・美術品の査定は誰にでもできるものではありません。古美術品の買取業者を謳いながら、若い社員が訪ねてきて写真だけ撮り、後日査定額を連絡してくる業者もあります。それは訪問する社員が鑑定眼をもっていないことを示すものでしかありません。また、査定額の回答までに時間がかかれば実家整理のスケジュールに影響が出る可能性もあります。

査定士が訪問先で査定し買取するので価値を見逃さない

古美術永澤では、修業を積み知識と経験のある査定士が訪問し、訪問先で古美術品を査定し買取額を提示し、ご納得いただければその場で現金で買取しています。そのスピード感は目利きと呼ばれる査定士ならではのものです。遺品整理業者やリサイクル業者は適正な査定ができず、また骨董品の買取を謳いながら訪問先で査定しない業者は、持ち帰って画像での査定となるため、価値のある品物でもコンディションの評価があいまいになり低額の見積りになる場合もあります。古美術永澤なら熟練の査定士が訪問先で査定しますので、その価値を見逃しません。

古美術永澤の査定士は持ち主の想いを大切にします

古美術永澤の査定士は、単に骨董品・美術品についての知識をもっているだけではありません。自らが骨董品・美術品の価値や魅力を知るコレクターであり、集めた方の気持ちや愛着に想いをめぐらせながら査定・買取をします。そして、さまざまな独自の販路を活かして、価値のわかる次の方へ引き継ぐことができます。

故人様の想いを引き継ぐことこそ遺品整理の目的

遺品整理は故人様の持ち物を処分するだけの作業ではありません。結果として多くのものを手放すにせよ、それらを集め、大切にしてきた故人様の想いにふれる貴重な機会にしたいものです。そのためには価値のわかる査定士の存在が欠かせません。「おそらくこの作品のこういうところがお好きで、大切にされてきたのですね」、「こういうお品物を集めておられたセンスの良さが偲ばれます」など――古美術永澤は出張買取を通じて、故人様の想いをふり返り、次へと引き継ぐ大切な場をつくるお手伝いをします。

査定士が訪問する出張買取のご相談はお電話か出張買取フォームからお願いいたします。

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骨董買取コラム編集室

骨董目利き修行者

将来、古美術商になるため古美術永澤で修行中。愛読書は廣田不孤斎の歩いた道。