陸儼少りくげんしょう

陸儼少（りくげんしょう、1909-1993年）は、中国の画家である。上海市嘉定に生まれる。
1926年に無錫美術専門学校を卒業。卒業後の1927年に馮超然について中国画を学ぶ。その後も画を学び、山水画を得意とした。
1957年に上海中国画院を成立し、上海市南市区人民代表に選ばれた。翌年、反右派的革命画の創作を開始するが、上海美術協会に外国画ばかり掛けている事を理由に右派扱いされる。そのため、画院にて労働改造を受ける。
その後の文化大革命が終結。1978年に右派扱いに対して謝罪を受けることとなる。
1979年には浙江省美術学院山水画研究生指導師に就任。翌年に浙江省美術学院教授、1987年には香港中文大学講師となり、教育の場においても活躍する。その間も作品の制作を続けていた。
1992年に上海に戻り延安飯店に住まいを移す。しかし病で入院する。翌年の1993年に死去。

年表
1909年　上海市嘉定に生まれる
1926年　錫美術専門学校　卒業
1927年　中国画を学ぶ
1957年　上海中国画院を成立　上海市南市区人民代表
1979年　浙江省美術学院山水画研究生指導師
1980年　浙江省美術学院教授
1987年　香港中文大学講師
1993年　死去