老舎ろうしゃ

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    老舎(ろうしゃ、1899-1966年)は中華人民共和国の小説家、文学家、劇作家。北京出身。
    本名は舒慶春、字は舎予。
    老舎とはペンネームで、苗字の「舒」の字の偏をとったものとされる。
    1949年解放直後の北京に帰り、戯曲『方珍珠』『竜鬚溝 (ロンシュイコウ) 』を書く。
    北京の町や人々との交友をこよなく愛し、集い語らうことを好んだ。
    同時に芸術家としての気質が強く、独自の地歩を築いたため、人々からは「北京之花」「語言大師」と称された。
    人民芸術家の称号を受け、中国作家協会副主席の要職について社会的・文化的活動を続けるが。
    文化大革命できびしく批判されて迫害を受け、太平湖で死体となって発見された。
    死の真相は明らかでない。四人組失脚後、名誉回復されたが、文化大革命で犠牲となった代表的な著名人である。
    代表作に小説『駱駝祥子』『四世同堂』『正紅旗下』(遺作)、戯曲『龍鬚溝』『茶館』。

    年表
    1899年 2月3日、北京の満州旗人の家で5人兄弟の末子として生まれる。
    1900年 1歳の頃父が死亡したため、母が他家の雑用や洗濯女などをして生計をたて、貧しい少年時代をすごす。
    1908年 9歳の頃、慈善家の縁から私塾に入学したのをきっかけに、新制小学校に入学、公費で北京師範学校に入学。
    1918年 北京師範学校卒業後、19歳で小学校長赴任。2年後北京教育局北郊勧学員などを務める。
    1922年 洗礼を受け、キリスト教に入信。天津南開中学で国文を教えながら、熱心に社会福祉事業に努める。さらに夜間の英文学校に通い、燕京大学で英文を聴講するなど、英語の学習に励む。
    1923年 《南開季刊》で初めての短編小説『小鈴』を発表。
    1924年 燕京大学のイギリス人教授の紹介で渡英。ロンドン大学東方学院(the School of Oriental Studies、東洋アフリカ研究学院(SOAS)の前身)で中国語講師をする傍ら、創作活動を始めた。イギリス滞在期間中、キリスト教での名前Colin C. Shuを使用する。
    1926年 《小説月報》で処女長編小説『張さんの哲学』(老张的哲学)の連載を開始。第一期は「舒慶春」、第二期は「老舎」に改めた。『張さんの哲学』は好評を博し、続けて発表した『趙子日』『二馬』はイギリスでの長編小説3部として有名。
    1929年 夏に帰国。半年ほどシンガポールを周遊し、中学校の教諭となる。
    1930年 済南大学・山東大学で教鞭をとりつつ作家活動を展開。
    1931年 胡絜青と結婚。同年長編『小坡の誕生日』を発表。
    1936年 作家活動に専心するため山東大学を辞職、同年『駱駝祥子』を発表。
    1937年 盧溝橋事件以後、「中華全国文芸界抗敵協会」の事実上の責任者として尽力、抗日を題材に多く作品を発表した。
    1944年 抗日戦争を題材にした大河小説『四世同堂』執筆開始。
    1946年 アメリカ国務省のから招かれ渡米。
    1949年 帰国。以後、新しい人民生活を反映する戯曲作品を中心に創作活動を続けた。
    1950年 『龍鬚溝』発表、翌年北京人民芸術劇院(旧)で焦菊隠の演出により上演。
    1957年 『茶館』を発表。翌年北京人民芸術劇院で上演される。演出は焦菊隠・夏淳。
    1966年 文化大革命の初期、紅衛兵たちに暴行され、入水自殺した。
    1978年 名誉回復。
    1979年 未完の自伝的小説『正紅旗下』が発表される。『茶館』が北京人民芸術劇院により再演される(再演指導は夏淳)。
    これ以後2015年の今日まで繰り返し上演され、曹禺『雷雨』とともに中国話劇最高の作品との栄誉を勝ちとる。

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