劉継卣りゅうけいゆ

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    劉継卣(りゅうけいゆ、1918年-1983年)中国天津に生れる。父は画家の劉奎齡。

    傑出した中国画家であり、中国近代美術史上、卓越した動物画や人物画を描いた。また、新しい中国絵本画芸術を創作し、画壇の第一人者となる。劉奎齡の第3子として生まれ、幼いころから絵画に親しみ、工筆白描、重彩、小写意、大写意などに精通する、近現代中国画家の中で数少ない技巧画家である。題材はすべての分野に渡るが、工筆人物画と写意動物画については突出して優れている。劉継卣は父である劉奎齡から学び、常に新しい創作理念の発掘を目指した。生涯にわたって真摯に取り組み、精神性や芸術論などすべてを自分の芸術へと注いだ。その芸術は斬新な時代精神にあふれている。

    1918年 天津市南郊土城村に生れる。祖籍浙江省紹興市。
    1921年 3歳 父である著名画家劉奎齢の教えを受け、絵を学び始める。
    1924年 6歳 私塾で書法を学ぶ。
    1925年 7歳 父に同行し江南へ行き、日本画家横山大観と出会う。
    1926年 8歳 工笔筆重彩画を学ぶ。
    1928年 10歳 私塾で詩詞を学ぶ。
    1932年 14歳 父に代り作画を担当する。創作絹本工筆重彩《洗馬図》、《套馬図》、油絵《耕地》など。
    1933年 15歳 父に同行し北平会に赴き、画家張善子、張大千兄弟と出会う。
    1934年 16歳 天津で画家の劉子久と出会い、山水画技法を学ぶ。
    1936年 18歳 天津市立美術館西洋画科に入学。素描、油絵、彫刻を学ぶ。
    1945年 27歳 天津私立天申中学で教鞭をとる。創作中国画《八駿図》、《天兵降鬼図》、《孔雀開屏》、《鍾馗》。
    1950年 32歳 北京人民美術出版社で美術編輯を担当する。
    1954年 36歳 天津で毛沢東主席と接見する。
    1959年 41歳 中国歴史博物館のために中国画《金田起義》を制作。
    1961年 43歳 曹雪芹200周年記念活動に参加し、工筆重彩作品《紅楼夢》組画6幅を制作する。
    1964年 46歳 吉林省で参加“四清”運動に参加。
    1966年 48歳 文化大革命がはじまる。創作活動の停止を余儀なくされる。
    1970年 53歳 湖北で“五七干校”に参加。
    1973年 54歳 人民大会堂台湾厅のために纸本工筆重彩《鄭成功收復台湾》を制作する。
    1975年 57歳 作品が“黑画”とされ批判を受ける。
    1977年 59歳 紙本中国画《春》、《三打白骨精》を制作。文化大革命の終焉を歓迎した。
    1983年 65歳 写生旅行で黄山、北戴河、長白山へ赴くが体調を崩し、11月5日逝世。
    1984年3月5日 劉継卣追悼会が中国人民政治協商会儀礼堂にておこなわれた。

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