作品の査定・評価について
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曽国荃(そう こくせん、1824年-1890年)は、中国清朝の軍人、政治家です。湘軍の将領であり、曾国藩(そう こくはん)の実弟。号は「叔純」、字(あざな)は「沅甫(えんほ)」。
軍人・政治家としての活躍が有名ですが、書の大家・学者でもあった兄 曾国藩 の影響を強く受けています。曾家はもともと学問・書を重んじる家で、兄の筆跡(楷・行書)を模範として若いころから臨書を行っていました。
1824年
湖南省長沙府湘郷に生まれる。曾国藩の九弟。字は沅甫、号は叔純。
1840〜1850年代
科挙を受験するもたびたび落第。学問は兄・曾国藩に学ぶ。
1852年
科挙の予備試験に合格し優貢生となり、郷校の推薦を受ける。のち兄に従い湘軍に参加。
1856年
江西・吉安を攻略。
1866年
湖北巡撫に任命される。
1867年
捻軍鎮圧で失敗し退職。
1875年
官界に復帰し、陝西・山西などの巡撫を歴任。
1884年
両江総督に就任。塩政を監督し、『両淮塩法志』の改訂を監修。
1886年
『湖南通志』の再編に関与。兄の学統を継ぎ郷土文化を整理。
1890年
逝去。
曽国荃の代表的な作品
- 杭州・宝石山「冰壶玉鉴(ひょうこぎょくかん)」碑題
- 公文・奏折・手簡(書簡)




