作品の査定・評価について
川﨑鳳嶽の作品を高く評価しております。
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川﨑鳳嶽(1937年〈昭和12年〉– 2016年〈平成28年〉)は、奈良県を拠点に活動した木竹工芸師です。1300年の歴史を持つ「法華寺」の宮大工の家系に生まれ、社寺の古材を用いた茶道具制作で高い評価を得ました。1937年(昭和12年): 奈良県橿原市(橿原神宮の所在地)に生まれる。
聖武天皇の皇后・光明皇后の発願により建立された法華寺の宮大工「戸屋(とや)」の十七代目。代々、宮大工や建具作り、指物など木竹工芸を家業とする環境で育ち、自然と同じ道を歩む。
【茶道具への転機】
当初は家業の技術を活かした制作を行っていましたが、薬師寺東塔の1/80模型を制作した際、その精緻な技に感銘を受けた薬師寺長老・故 橋本凝胤(はしもと ぎょういん)師より「その技を茶道具に活かしてはどうか」と助言を受けます。これを機に、香合、炉縁、風炉先、棚などの茶道具制作に本格的に取り組み始めました。
【主な活動と功績】
1987年(昭和62年): 上皇后美智子様(当時 皇后陛下)の奈良県行幸に際し、「桜香合」を献上。
1998年(平成10年): 奈良県文化功労者として表彰を受ける。
素材の追求: 東大寺、薬師寺、春日大社、法華寺といった名刹の修復等で出た貴重な古材(肘木や柱など)を作品に再生。歴史を刻んだ木材に新たな命を吹き込む作風は、多くの茶人から支持されました。
証: 制作されたすべての作品には、信頼の証として「鳳嶽」の焼き印が記されています。
晩年: 奈良県工芸協会相談役などの要職を歴任。
逝去
2016年(平成28年): 79歳で没。
川﨑鳳嶽の代表的な作品
- 薬師寺東塔 模型(1/80スケール)
- 桜香合





