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作品の査定・評価について
原叟宗左(覚々斎)の作品を高く評価しております。
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原叟宗左 覚々斎(げんそうそうさ かくかくさい,1678~1730年)は表千家6代千宗左。家元。幼名勘太郎。原叟・流芳軒。
叔父の隋流斎同様久田家から養子となり不審菴を継承した。すなわち久田宗全の息子である。覚々斎は非凡の士で、点前も名手の聞こえ高く、禅を大心和尚から学んで自らの修養にも励んだ。半面その作品や筆跡を見てもわかるように、自由な気質の人でもあったらしく、その活躍ぶりにも目覚ましいものがあったようだ。享保十五年、五十三歳で没するまで多くの門弟を育て、各種の好み物や筆跡を残している。花押もまたその性格をよく表しており、自由に変化して止まらない。所縁の茶道具には紀州から8代将軍となった徳川吉宗より拝領した唐津桑原茶碗がある。
叔父の隋流斎同様久田家から養子となり不審菴を継承した。すなわち久田宗全の息子である。覚々斎は非凡の士で、点前も名手の聞こえ高く、禅を大心和尚から学んで自らの修養にも励んだ。半面その作品や筆跡を見てもわかるように、自由な気質の人でもあったらしく、その活躍ぶりにも目覚ましいものがあったようだ。享保十五年、五十三歳で没するまで多くの門弟を育て、各種の好み物や筆跡を残している。花押もまたその性格をよく表しており、自由に変化して止まらない。所縁の茶道具には紀州から8代将軍となった徳川吉宗より拝領した唐津桑原茶碗がある。