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駒沢利斎 千家十職指物師茶道具

こまざわ りさい

駒沢利斎 について

駒沢利斎の作品を高く評価しております。
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駒沢利斎(こまざわ りさい)は千家十職の一つ。三千家御用達の棚や香合、炉縁などを製作する指物師の職家で代々継承する名跡である。

千家十職とは、茶道に関わり三千家の流れをくむ茶の湯の道具を代々にわたり制作する職人の「職家」を表す尊称である。千家好みの茶道具を作れる職人は限定されており、行事や年忌における役割もあるため、徐々に職方は固定されていき、明治期に現在の十職に整理され、千家十職と呼ばれるようになった。

指物とは、釘を用いず木材を差し込み、組み立てて製作する木工品である。その技術は多様で、茶道具では棗、香合、水差、菓子器、煙草盆、棚、長板、茶箱、炉縁など、様々な道具が作られている。
駒沢家は初代宗源が延宝年間に指物業を始めたのがはじまりとされる。千家との関わりは、2代宗慶が千宗旦の注文を受け指物を製作したのが縁といわれるが、親密になるのは4代の時である。4代利斎は表千家六世覚々斎に取り立てられ、千家出入りの茶方指物師として指名される。この時に「利斎」の名を与えられ、以後当主は代々「利斎」を名乗るようになった。江戸時代後期に活躍した7代利斎は、指物だけではなく塗師としても一流の腕を持っていた。その豊かな才能で意欲的な製作を行い「駒沢家中興の祖」といわれる。8代黒田正玄や11代飛来一閑らと合作をつくるなど交流を深めた。
駒沢家は歴代当主や親族が短命であり、後継に苦しむ。13代・利斎は70歳まで生きたものの、晩年に儲けた息子が早世。13代の没後、妻・浪江は娘・千代子を後継者とするべく家業の継承を決意するが1961年に早世、14代も昭和52年に没した後、現在に至るまで名跡は空席となっている。新たな当主が待ち望まれる。

駒沢利斎 の代表的な作品

  • 「茶通箱」

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