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仙叟宗室(臘月庵) 今日庵千宗室茶道具裏千家

せんそうそうしつ(ろうげつあん)

仙叟宗室(臘月庵) について

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仙叟宗室(臘月庵)

仙叟宗室 臘月庵(せんそうそうしつ ろうげつあん,1622~1697年)は裏千家4代千宗室。家元。裏千家も表千家と同様に利休を初代に立て、裏千家の始まりである仙叟を4世と数える。

幼名は長吉郎。初名は玄室、別に仙叟と称し、臘月庵と号した。千宗旦の四男で、元和8年に生まれる。一時は加賀前田家5代綱紀に迎えられる。加賀藩は利常の時から小堀遠州ら時の茶人たちと交流を深め、格調高い文物の収集や茶の湯の指導、優れた職人を招集し、人材育成と独自の文化と美術工芸の制作に力を注いでいた。その風土の中で仙叟宗室は京都から楽一入の弟子の長左衛門を呼び寄せて大樋焼を始め、宮崎寒雉に釜を鋳させるなど、同地の工芸に功績を残し、千家茶道の普及につとめ、町人までもが茶を嗜むほどとなったといわれる。前田家と仙叟宗室の関係は互いの茶の湯研究にとって良い影響を及ぼしたといえる。
京に戻ると宗旦から今日庵を継ぎ裏千家を興す。仙叟は父宗旦の気風を継いで、詫びをよく解し、自らにも厳しい人であったようで、その花押を見ても枯淡を感じさせるものがある。自作の書や茶杓、棗などにも見受けられるが、利休や宗旦などの蔵品の箱書のほうが多くみられ、伝来の茶器への深い敬慕と、秀でた鑑識眼がうかがわれる。特に楽家長次郎の茶碗では仙叟の箱書のものには優品が多いといわれている。赤楽「無一物」「白鷺」「太郎坊」「一文字」、黒楽「俊寛」「次郎坊」「雁取」などの利休外七種を含む茶碗が挙げられる。いずれも古風の作である。

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