作品の査定・評価について
三浦竹泉の作品を高く評価しております。
もし作品がお手元にございましたらぜひご相談ください。
三浦竹泉(みうら ちくせん)は、京都を代表する陶芸家の名跡で、江戸時代後期から昭和期にかけて代々受け継がれてきた京焼の名工です。初代・三浦竹泉は幕末期の京都で活躍し、中国・清朝の陶磁を研究してその技法や意匠を京焼に取り入れたことで知られています。特に、写実的で格調高い染付や色絵、精緻な文様表現に優れ、文人趣味を感じさせる作風が高く評価されました。その後、二代・三代と代を重ねる中で、竹泉窯は伝統を守りつつも時代の美意識を反映させ、茶道具や煎茶器、花器など幅広い作品を制作しました。なかでも煎茶文化との結びつきが強く、煎茶人や文人から厚い支持を受けた点が特徴です。
三浦竹泉の作品は、華美になりすぎない上品さと、知的で洗練された雰囲気を併せ持っており、現在でも京焼の中でも格調高い存在として、美術品・骨董の分野で高く評価されています。
1822年(文政5)
初代・三浦竹泉、京都に生まれる。
1840年代
中国・清朝陶磁(景徳鎮磁器など)を研究し、染付・色絵の技法を本格的に習得。
文人趣味を基調とした作風を確立。
1850〜60年代
京焼の中でも中国趣味(唐物写し)に優れた作家として頭角を現す。
煎茶器・文房清玩を中心に制作し、文人・煎茶人から高い評価を受ける。
明治初期(1868年以降)
明治新政府成立後も制作を継続。
輸出陶磁の需要増加を背景に、竹泉窯の名声が広がる。
1870年代
初代没。
竹泉の名跡は後継者に引き継がれる。
明治中期
二代・三浦竹泉が家名を継承。
初代の中国陶磁研究を踏まえつつ、明治的な写実性と端正な意匠を強める。
明治後期〜大正期
三代・三浦竹泉が活躍。
国内向けの茶道具・煎茶器に加え、博覧会出品や鑑賞陶器の制作にも力を入れる。
昭和初期
竹泉窯としての制作活動が続き、
「文人趣味を体現した京焼の名跡」として評価が定着。






