作品の査定・評価について
室町勝廣の作品を高く評価しております。
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室町勝廣(むろまち かつひろ 1949年-)は、九谷焼の伝統を継承しながらも現代的な感性で新境地を切り開いた陶芸家です。特に、釉薬の発色や絵付けの繊細な調和に優れ、伝統的な文様に独自の色彩感覚を加えることで、華やかさと落ち着きを併せ持つ作品を数多く制作されています。器面に描かれる文様は、自然や季節の移ろいをモチーフとしながらも、構図や余白の美を大切にした上品な作風が特徴です。近年では、日展や日本現代工芸美術展などでの受賞を重ね、現代九谷焼を代表する作家の一人として高く評価されています。伝統を守りつつ、現代生活に調和する美を追求する姿勢が多くの愛好家に支持されています。1949年
東京都葛飾区に生まれる。
1975年
栃木県今市市に築窯。
1978年
日本伝統工芸展に初入選。
1982年
日本工芸会の正会員となる。
1986年
東京・高島屋日本橋店にて個展を開催。
1990年
栃木県日光市へ移窯。
1998年
彩象嵌「秋桜文大壺」が政府買上となる。
室町勝廣の代表的な作品
- 彩象嵌 秋桜文大壺
- 「彩象嵌 四季花文壺」シリーズ
- 彩象嵌 葡萄文飾壺




