作品の査定・評価について
清水卯一の作品を高く評価しております。
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清水卯一(しみず ういち、1926年-2004年)は、昭和から平成にかけて活躍した日本を代表する陶芸家です。鉄分を含む釉薬を用いた「鉄釉陶器」で独自の表現を確立し、1985年に重要無形文化財「鉄釉陶器」保持者(人間国宝)に認定されました。若くして陶芸の道に入り、1950年代から日本伝統工芸展を中心に活躍。1958年に第5回日本伝統工芸展奨励賞、1960年には日本工芸会総裁賞、1962年には朝日新聞社賞を受賞するなど、早くから高い評価を得ました。
清水卯一の作品は、鉄釉による黒褐色や赤褐色の豊かな発色と、力強く端正な造形を特徴とします。初期から柿釉を用いた壺や鉢を制作する一方、天目釉や青瓷など幅広い釉薬を研究し、1970年代以降も独自の陶芸表現を追求しました。
後年には「蓬莱」の名を冠した作品を数多く発表し、《蓬莱磁堆線壺》《蓬莱鉄燿扁壺》など、釉薬の流れや窯変を生かした作品を制作しています。伝統的な陶芸技法を基礎としながら、土と釉薬が生み出す自然な表情を引き出した清水卯一の作品は、現代日本陶芸を代表するものとして現在も高く評価されています。
清水卯一の代表的な作品
- 「柚子肌釉大皿」
- 「柿釉深鉢」






