作品の査定・評価について
中村直人の作品を高く評価しております。
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1905年、長野県小県郡神川村(現在の上田市)に養蚕農家の家に生まれました。農村美術や教育運動が盛んな地域で育ち、1920年に15歳で上京し、木彫家・吉田白嶺(木心舎)に師事。小杉放庵のデッサン指導も受けながら、写実的な人物像制作に励みました。
1920〜30年代に木彫家として頭角を現し戦前の彫刻界で活躍したのち、渡仏によって技巧と表現を刷新。戦後はグアッシュ画家としてしなやかな画面表現で注目され、帰国後は洋画家として再び評価を得ました。
1971年には青児賞を、1980年には二科展で内閣総理大臣賞を受賞しています。
彫刻と絵画、東洋と西洋、二つの世界を往還したその多様な歩みが、中村直人の作品世界を豊かにしています。
中村直人の代表的な作品
- 道化役者
- 九軍神像
- 赤い屋根の家
- 鳥と子供と猫
- クルン
- 婦人像