
中国の清朝時代、宮廷で着用されていた公式な礼服である「吉服(ジーフー)」をお譲りいただきました。
吉服とは結婚式や宴会など、吉事の際に着用する礼服です。
男性の場合は龍や蟒(うわばみ)の文様が主流で、服のかたちも乗馬を想定しデザインになります。
本品は、黒地に可憐な牡丹や、吉祥文様の八宝がちりばめられたデザイン、ゆったりとしたシルエットから、女性の皇后・皇太后・高位妃嬪・皇族女性が着用するデザインだとわかります。
本品にみる、牡丹(富貴の象徴)、蝶(長寿・不老)、そして八宝。
「八宝」の文様は、もともと仏教の教えに由来する「八吉祥」(法輪、法螺貝、宝傘、勝幢、蓮華、宝瓶、金魚、吉祥紐)と呼ばれる8つの聖なる宝物を指します。
人生における理想的な幸福を八つ集めたもので、それぞれが違う「幸せの形」を表します。
吉祥文様が組み合わされることで、着用者の長寿や幸福、円満な家庭生活を願う、非常に縁起の良い意味が表現されています。
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