
こちらは「東海道名所風景 左側: 二代目 歌川貞秀「東海道名所之内 ふじさわ遊行寺」/右側: 歌川芳形「東海道 藤澤」」です。
「東海道名所風景」は文久三年の四月から七月にかけての改印を持つ160点以上におよぶ大判錦絵竪形の揃物で16人の浮世絵師によって描かれた作品です。十四代 将軍徳川家茂の上洛を題材にしており、「御上洛東海道」、「合作東海道」などと呼ばれています。
「ふじさわ遊行寺」は鳥瞰的な構図で遊行寺坂上から大鋸橋(現遊行寺橋)まで続く行列の長さが強調されるように描かれています。惣門から本堂へ延びる幅広の坂道が、遊行寺の参道、「いろは坂」です。
「東海道 藤澤」では大名行列と、画面手前で馬方の男性が馬の蹄の掃除をして、馬沓(うまぐつ)と呼ばれる馬用の草鞋(わらじ)を履き替えさせようとしている様子が描かれています。馬といえば「蹄鉄(ていてつ)」が思い浮かぶと思いますが日本で蹄鉄が用いられるようになるのは明治時代に入ってからで、江戸時代の馬は本図のような丸い草鞋を付けてもらい足元を守っていました。
関連買取実績
-
こちらは三代 歌川豊国・歌川広重「双筆五十三次 浜松 乗懸馬(乗掛馬)」です。 双筆五十三次は広重と三代豊国の合作で、広重が画面上部の「コマ絵(窓枠のような小さな枠)」に各宿...
2026.08.29
-
こちらは三代 歌川豊国・歌川広重「双筆五十三次 掛川 田舎娘」です。 双筆五十三次は広重と三代豊国の合作で、広重が画面上部の「コマ絵(窓枠のような小さな枠)」に各宿駅の風景を...
2026.08.29
-
こちらは三代 歌川豊国・歌川広重「双筆五十三次 袋井 女順礼(女巡礼)」です。 双筆五十三次は広重と三代豊国の合作で、広重が画面上部の「コマ絵(窓枠のような小さな枠)」に各宿...
2026.08.29
-
こちらは三代 歌川豊国・歌川広重「双筆五十三次 日坂 無間」です。 双筆五十三次は広重と三代豊国の合作で、広重が画面上部の「コマ絵(窓枠のような小さな枠)」に各宿駅の風景を描...
2026.08.29








