
こちらは「東海道名所風景 左側: 二代目 歌川貞秀「東海道名所之内 ふじさわ遊行寺」/右側: 歌川芳形「東海道 藤澤」」です。
「東海道名所風景」は文久三年の四月から七月にかけての改印を持つ160点以上におよぶ大判錦絵竪形の揃物で16人の浮世絵師によって描かれた作品です。十四代 将軍徳川家茂の上洛を題材にしており、「御上洛東海道」、「合作東海道」などと呼ばれています。
「ふじさわ遊行寺」は鳥瞰的な構図で遊行寺坂上から大鋸橋(現遊行寺橋)まで続く行列の長さが強調されるように描かれています。惣門から本堂へ延びる幅広の坂道が、遊行寺の参道、「いろは坂」です。
「東海道 藤澤」では大名行列と、画面手前で馬方の男性が馬の蹄の掃除をして、馬沓(うまぐつ)と呼ばれる馬用の草鞋(わらじ)を履き替えさせようとしている様子が描かれています。馬といえば「蹄鉄(ていてつ)」が思い浮かぶと思いますが日本で蹄鉄が用いられるようになるのは明治時代に入ってからで、江戸時代の馬は本図のような丸い草鞋を付けてもらい足元を守っていました。
関連買取実績
-
こちらは「東海道名所風景 左側: 河鍋暁斎「東海道 鈴ヶ山 坂ノ下」/右側: 一橋斎艶長「東海道之内 白鳥明神」」です。 「東海道名所風景」は文久三年の四月から七月にかけての...
2026.05.24
-
こちらは「東海道名所風景 左側: 歌川芳虎「東海道 坂ノ下」/右側: 二代 歌川国貞「東海道之内 関」」です。 「東海道名所風景」は文久三年の四月から七月にかけての改印を持つ...
2026.05.24
-
こちらは「東海道名所風景 左側: 二代 歌川国貞「東海道 亀山」/右側: 歌川国綱「東海道 庄野」」です。 「東海道名所風景」は文久三年の四月から七月にかけての改印を持つ16...
2026.05.24
-
こちらは「東海道名所風景 左側: 河鍋暁斎「東海道 四日市」/右側: 歌川芳艶「東海道名所之内 桑名蜃気楼」」です。 「東海道名所風景」は文久三年の四月から七月にかけての改印...
2026.05.24








