
ペルー共和国の太陽勲章(Orden El Sol del Perú)です。この勲章は、民間・軍事的功績に対してペルー政府が付与する最高位級の勲章のひとつです。ペルー国内外の人物のうち、芸術・文学・文化・政治・その他国家への特別な功績を挙げた者に贈られます。
創設は勲章に刻まれている年号と同じで、1821年10月8日に当時ペルーの保護者(Protector del Perú)を名乗る統治者であったホセ・デ・サン・マルティンによって創設されました。
最初の再興モデルは、フランスの名門メーカー アルテュス・ベルトラン(Arthus Bertrand, Paris)によって製作され、のちにペルーの造幣局で生産が始まりました。
赤帯部分に刻まれた「EL SOL DEL PERÚ」は「ペルーの太陽」という意味で、1821年に独立を達成したペルーでは「太陽の昇る国=自由と再生の国」という意識が強く、勲章名にもこの象徴を用いたのです。
1825年に受章者の中に特権として濫用する者が出たため、法律で一時廃止されたのですが、独立100周年を迎えた1921年4月14日、大統領アウグスト・レギーアによって再興されました。
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