
インドネシア 壁飾り
先日、私どもに大変興味深い一点が持ち込まれました。それは、古木の風合いを残しつつも力強い表情を湛えた、インドネシアの壁飾りです。
この壁飾りは一見してその存在感に圧倒されます。灰白色を基調とした古木が織りなす独特の質感は、長年の時の流れを感じさせ、その表面に施された彩色が、この彫刻に生命を吹き込んでいます。
注目すべきは、額の中央に配された第三の目、そして荒々しくもどこかユーモラスな表情を浮かべる口元。この種の壁飾りは、神獣、あるいは魔除けの象徴としての役割を担うことが多いです。
木彫りの技術においても、その細部に職人の技が光ります。表面の粗削りな部分と、顔の表情や装飾における繊細な彫り込みの対比が、作品に深みを与えています。特に、髪の毛のような表現や、目の周りの装飾に見られるレリーフは、相当な技術と経験を要するものです。長年の風雨に晒されたかのような古びた質感も、この作品の歴史と物語を雄弁に語りかけています。
私ども古美術永澤では、このような古美術品を査定するにあたり、単にその美術的価値だけでなく、製作された時代背景、地域性、そして込められた意味合いまで深く掘り下げて評価いたします。
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