
北村西望によるブロンズの「長崎平和記念像」です。力強い男性像が右手を天に掲げ、左手を水平に伸ばす印象的な姿で表現されています。原爆の惨禍を乗り越え、恒久平和を願う祈りを象徴する造形であり、日本近代彫刻史に残る名作のミニスケール版ブロンズ像です。
北村西望(1884–1987)は、明治から昭和にかけて活躍した日本を代表する彫刻家です。長崎県出身で、東京美術学校で学び、文展・帝展を舞台に数々の名作を発表しました。力強くも精神性を湛えた人物像を得意とし、戦後には日展会長を務めるなど日本彫刻界の重鎮として活躍しました。
その代表作が、長崎市平和公園に建立された「長崎平和祈念像」(1955年完成)です。右手は原爆の脅威を、左手は平和の願いを象徴し、全身からあふれる力感と祈りの精神性は戦後日本を代表するモニュメントとなっています。
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