
知恩院ゆかりの六字名号の掛け軸
先日、京都の古刹、知恩院ゆかりの貴重な「六字名号(ろくじみょうごう)掛け軸」をお客様よりお譲りいただきました。
知恩院は浄土宗の総本山であり、そのご本尊である阿弥陀如来のお名前を記した「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」、すなわち六字名号は、浄土宗の信仰において最も重要な宝号とされています。この度お譲りいただいた掛け軸は、まさにその六字名号を力強くも慈愛に満ちた筆致で書かれた逸品でした。
一般的に、六字名号の掛け軸は、日々の勤行や法要において、また心の拠り所として多くの人々に親しまれてきました。中でも知恩院ゆかりの品は、その歴史的背景と格式の高さから、仏教美術品としても大変に高い価値を有します。
お預かりする際、お客様からは「この掛け軸の価値を理解し、次へと繋いでくださる方にお渡ししたい」というお気持ちを伺いました。私どもは、お客様のそうしたお品物への深い愛情と、次の世代へと受け継ぎたいというお気持ちを真摯に受け止め、丁寧に査定させていただきました。
今回の六字名号の掛け軸の希少性と美術的価値を最大限に評価させていただき、お客様にご納得いただける査定額を提示することができました。
古美術品や仏教美術品は、単なるモノではなく、そこに宿る人々の祈りや歴史、そして美意識の結晶です。私ども古美術永澤では、これからもそうした品々の真価を見極め、お客様の大切な想いと共に、次の世代へ橋渡ししていくことを使命としております。ご自宅に眠る価値あるお品物がございましたら、ぜひ一度、私どもにご相談ください。専門の査定士が、丁寧に拝見いたします。
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