
金銅鈴(こんどうれい)
先日、お客様より、大変貴重な金銅鈴(こんどうれい)をお譲りいただきました。見る角度によって表情を変える鈍い輝きは、まるで時の流れを閉じ込めたかのようです。
金銅鈴は、仏教法具の一つであり、その清らかな音色は邪気を払い、仏の世界へと誘うとされています。仏堂において読経の際に用いられたり、あるいは高僧が修行中に携帯したりと、その用途は多岐にわたります。
この金銅鈴は特に、その優美なプロポーションと、手彫りと思われる文様の見事さに目を奪われました。通常、金銅鈴の装飾には蓮弁文や唐草文などのモチーフが用いられますが、この鈴に施された文様は、繊細でありながらも力強い印象を与えます。
私どもは、お客様がお持ちくださった金銅鈴を拝見し、その歴史的背景、製作年代、そして現在の保存状態に至るまで、多角的な視点から丁寧に査定を進めました。これらの要素を総合的に判断し、お客様にご納得いただける適正な買取価格をご提示させていただきました。
古美術永澤では、仏教美術品のほか幅広いジャンルの古美術品の買取を行っております。
ご自宅にもしかしたら価値あるかもしれないと気になっているお品物がありましたら、ぜひ一度、古美術永澤にご相談ください。経験豊富な査定士が、一点一点丁寧に拝見し、誠心誠意対応させていただきます。秘密厳守、ご相談は無料です。
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