六角瑠璃灯籠

六角瑠璃灯籠
仏教美術買取 2023.08.02

六角形の瑠璃灯籠をお譲りいただきました。黒い枠に青い板をはめ込み、金具で飾られた豪華なつくりで、まるで小さな建物のような存在感があります。

この灯籠はお寺で使われるもので、中に灯りを入れると青い面を通してやわらかな光が広がります。その青色は「瑠璃色」と呼ばれ、薬師如来が治める理想の世界「瑠璃光浄土」を表すとされています。つまり、この灯りは単なる明かりではなく、「仏の光」を表す特別な意味を持っていました。

江戸時代には大名や信者がこうした灯籠をお寺に奉納し、堂内を荘厳するために使われました。当時の人々にとって、青く輝く灯りはまさに極楽の光景を思わせるものだったのです。

現代では実際に使われることは少なくなりましたが、宗教具としての象徴性に加え、漆塗りや金具の細工など工芸的な価値も高く、美術品としても十分に鑑賞価値があります。本作もまた、当時の人々の信仰と美意識を伝える貴重な灯籠です。

 

仏教美術の買取はこちら

仏教美術買取の買取実績一覧に戻る

関連買取実績

ご相談・お申込みはこちらまで

ご相談・お申込み

経験豊富なオペレーターがご対応します

0120-08-5108 営業時間 : 8:30〜17:30 年中無休 買取も、年中無休でご訪問

お電話以外での査定依頼

品数の多い方おすすめ

毎月、東京目白で開催

LINEで画像を送るだけ

フォームから画像送信

査定料、訪問料は不要です。お気軽にご相談ください。

ご相談・お申込みはこちらまで

ご相談・お申込み

経験豊富なオペレーターがご対応します

0120-08-5108

営業時間 :8:30〜17:30 年中無休

お電話以外での査定依頼

品数の多い方おすすめ

毎月、東京目白で開催

LINEで画像を送るだけ

フォームから画像送信

査定料、訪問料は不要です。お気軽にご相談ください。

出張買取

美術品の時価評価が必要な皆さまへ

六角瑠璃灯籠を含め、相続や企業の帳簿価格の見直し等で必要な美術品・骨董品の時価評価は、「美術品評価サービス」がございます。

美術品評価サービスについて

選べる買取方法