
東大寺 良辨(良弁)硯
陶製の「東大寺 良辨(良弁)硯」をお譲りいただきました。
本品は深みのある藍色の釉薬が全体に掛けられた陶製の硯で、墨を磨る中央部分のみ釉薬を掛けず、ベージュ色の素地を楕円状に露出させた、実用性と意匠性を兼ね備えた造りとなっています。
東大寺開山として知られる、高僧・良弁僧正が使用していた硯を模して作陶された書道具です。陶器特有の温かみのある質感と馬蹄形のフォルムが調和した、工芸品としての魅力も備えた一品です。
箱書きから、第199世東大寺別当(住職)・華厳宗管長に就任された北河原公海師の晋山(しんざん/就任されること)を記念して制作されたことが分かります。
古美術永澤では、こうした歴史ある書道具や古美術品を幅広く取り扱っております。専門知識をもつ査定士が大切なコレクションを丁寧に拝見いたしますので、ご売却の際はぜひお気軽にご相談ください。
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