ニコン(Nikon) フィルムカメラ Nikon F4

Nikon(ニコン)から1988年に発売されたニコンFシリーズ第4世代のプロ用一眼レフ「Nikon F4」をお譲りいただきました。

Nikonで初めてフラッグシップ機としてAF（オートフォーカス）を採用したモデルであり、その後のNikonの未来を切り開いた革新的なカメラ、それがNikon F4です。

同シリーズのF3以前のトラディショナルなデザインとは一線を画する、圧倒的に数が増えたボタンとダイヤルを備えたボディ。用途に応じて変更出来るファインダーや、優れた耐久性など、「プロの道具」であることを感じさせてくれます。

1980年代にAFを搭載したカメラが一気に普及しましたが、時代はまだどのカメラメーカーもAFに対して手探りであった時代。
ニコンF4はAFを搭載しながらも、MF(オートフォーカス)での使用を強く意識したカメラとして仕上げられています。

AFとMFの両方の使用を想定しているF4は、Nikonのカメラの中でも随一のレンズ互換性を備えています。

AFでありながらMFレンズを尊重し、AF時代に踏み出し、デジタル一眼レフの思想までつながる時代をつないだ歴史的価値のあるカメラです。

KA

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