
古九谷の皿
江戸時代前期に制作されたとされる「古九谷(こくたに)」の皿をお譲りいただきました。
濃厚な色彩と力強い筆致が特徴の一枚で、保存状態もよく、価値あるお品として査定させていただきました。
古九谷とは、加賀藩(現在の石川県)で17世紀中頃に焼かれた磁器のことを指します。九谷焼の始まりとされるこの時代の作品は、のちの九谷焼とは異なり、古九谷様式と呼ばれる色絵磁器ならではの質感や濃厚な配色による色絵技法が用いられています。九谷五彩と呼ばれる緑、黄、赤、紫、紺青を使った大胆な絵付けが特徴で、山水、草花文様、人物など、緻密で伸びやかな画風が魅力です。
古九谷は製造されていた期間が短く、現存する数が限られているため、市場でも高い評価を受けています。また、見た目の華やかさから美術品としての人気も高く、国内外問わずコレクターの間で根強い需要があります。そのため、状態の良いお品であれば、高価買取が可能です。
古美術永澤では、古九谷をはじめとする陶磁器に精通した査定士が在籍しており、真贋の見極めはもちろん、時代背景や作風をふまえた適正な査定をいたしております。ご自宅に代々伝わる皿や壺、飾り皿などがございましたら、お気軽にご相談ください。丁寧に拝見し、お客様の大切なお品にふさわしいご提案をさせていただきます。
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