
北大路魯山人の志野茶碗
この度、北大路魯山人作の志野茶碗を買取させていただきました。魯山人の陶芸作品の中でも人気の高い志野焼の茶碗で、コレクターの方からお譲りいただいた逸品です。
今回の茶碗は、魯山人が得意とした志野焼の技法で製作された見事な作品です。白濁した志野釉の美しい発色と、釉薬の流れによって生まれた自然な表情が印象的で、用の美を探求した魯山人らしい仕上がりとなっています。釉薬の厚みや色合い、そして全体の造形など、あらゆる要素が調和した完成度の高い作品です。
北大路魯山人(1883-1959)は、昭和を代表する芸術家として、現在でも国内外で高い評価を受けています。特に茶碗などの茶道具は実用性と芸術性を兼ね備えた作品として人気が高く、オークション市場でも注目を集めています。
魯山人の志野焼は、桃山時代の古志野の精神を現代に蘇らせた名品として位置づけられ、茶人からも絶大な支持を得ています。その独特の美意識と技術によって生み出された作品は、時代を経てもその価値が色褪せることがありません。
今回の査定では、以下の点を評価いたしました。
・真贋の確認:陶印、釉薬の質感、造形の特徴など、魯山人作品の真贋を見極める重要なポイントを検証しました。
・保存状態:目立った傷やヒビがなく、非常に良好な保存状態であることを確認。
・希少性:魯山人の志野茶碗の中での出来栄えと市場での希少価値を適正に評価いたしました。
北大路魯山人の作品は、その芸術的価値の高さから今後も安定した需要が見込まれます。古美術永澤では魯山人作品の専門知識を持つ査定士が在籍しており、適正な価格での買取をいたしております。
魯山人作品をお持ちの方は、ぜひ一度古美術永澤までご相談ください。ベテランの目利きが丁寧に査定し、ご満足いただける価格でお買取りさせていただきます。
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