
ノリタケ スタジオコレクション
この度、お客様より、貴重なノリタケのスタジオコレクションのカップ&ソーサーをお譲りいただきました。
ノリタケは、陶磁器の世界で品質と優雅さの代名詞として知られ、1世紀以上にわたる豊かな歴史を誇ります。1904年に創業して以来、同社は当初は輸出用、後に国内市場向けに高品質な食器を製造することで、その名を確固たるものにしました。
今回のお品の「ノリタケ スタジオコレクション」は、デザイン性の高い特別なシリーズで、芸術的な革新とデザインの卓越性が際立つコレクションです。
このカップ&ソーサーは、大胆な幾何学模様と、深みのあるマルーン(栗色)と柔らかく落ち着いたグレイッシュパープルという洗練された配色が特徴的です。これらの色は、エレガントな金色の線によって美しく区切られており、繊細な金色の取っ手も際立たせています。このようなモダンなデザインは、コレクターズアイテムらしく、ノリタケの伝統的な花柄とは対照的です。
カップの底にある「BONE CHINA」の刻印は、その来歴を示す重要な情報です。
ボーンチャイナとは、牛の骨灰を原料とした磁器で、他にはない「温かみのある肌合い」、「透けるような白さ」、「美しい光沢」が特徴です。ちなみにチャイナは、英語で「磁器」を意味します。
もし、ご自宅に眠っているノリタケなどの陶磁器、その他骨董品がございましたら、ぜひ一度、古美術永澤にご相談ください。経験豊富な査定士が、お客様の大切な品物を丁寧に拝見し、その価値を最大限に見出します。
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