KPM 陶板画

KPMベルリンの陶板画をお譲りいただきました。

黄金色の麦穂を抱える若々しい女性の姿。広大な麦畑を背景に、柔らかな光を浴びて立つ彼女の表情からは、収穫の喜びと静謐な美しさが感じられます。

この陶板画を手掛けたKPMとは、1763年にプロイセン国王フリードリヒ2世により設立された、ベルリン王立磁器製陶所です。陶板画と言えばKPMと言われるほど、精緻な絵付けの品質と技術の高さは群を抜いています。

今回の作品も、熟練の職人の手による、KPMらしい格調高い仕上がりです。

磁器の素地に顔料を焼き付け、何度も窯入れを繰り返すことで生まれる、この奥行きのある色彩と滑らかな肌合いは、陶板画ならではの魅力です。陶板画は褪色しにくく、時を経てもなお、描かれた当時の色彩を保ち続けるため、美術品としての価値も高いものとなっています。

お手元に、買取をお考えのKPMの陶板画や西洋陶磁器はございませんか。古美術永澤では、お客様の大切なお品物を、専門の査定士が責任をもって拝見し、適正に査定・買取させていただきます。まずはお気軽にご相談ください。

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