
李朝白磁一輪生(いちりんいけ)
朝鮮王朝の精神性と素朴な美を体現する「李朝白磁」の一輪生(いちりんいけ)をお譲りいただきました。
李朝白磁は、14世紀末から約500年続いた李氏朝鮮時代に焼成された磁器で、儒教を国教とした当時の「清廉潔白」という美意識を象徴しています。
初期には中国・明代の白磁の影響を受けながらも、次第に朝鮮半島独自の感性が反映され、装飾を削ぎ落とした静謐な姿へと進化しました。本作は、ふっくらとした胴の曲線と、どこか大らかで揺らぎのある造形が特徴的です。
歴史を紐解くと、李朝白磁は王室の官窯である「分院里」を中心に、時代の変遷とともに雪白色から乳白色、そして青みがかった白へとその色調を変化させてきました。一輪生のような暮らしに寄り添う器には、名もなき陶工たちの手仕事が息づいており、飾る花を選ばない包容力があります。
古美術永澤では、豊富な知識を持つ査定士が、お客様の大切なコレクションを丁寧に査定し、作品の真価を見極めております。李朝白磁をはじめ、朝鮮美術や古陶磁の買取をお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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