
須田祥豊(すだ しょうほう)による志戸呂写(しとろうつし)の水指
京都の茶陶の名工として名高い須田祥豊(すだ しょうほう、1885-1974年)による志戸呂写(しとろうつし)の水指をお譲りいただきました。
須田祥豊は、裏千家をはじめとする数多くの茶人から絶大な信頼を寄せられた作家で、その生涯を通じて全国各地の古窯、いわゆる「国焼」の写しにおいて類まれなる技量を発揮しました。
本品は、静岡県の志戸呂焼を模した一品です。志戸呂焼特有の鉄分を多く含んだ渋みのある土味と、力強く刻まれた胴筋の造形が見事に再現されており、祥豊の卓越した観察眼と、本家の精神性を汲み取る深い洞察力が、この作品に凝縮されています。
志戸呂焼の歴史は古く、戦国時代から江戸時代にかけて徳川家康や小堀遠州といった歴史的偉人たちに愛された伝統を持ちます。その素朴ながらも威厳ある風格は、茶の湯における「わび・さび」の美学を体現する存在として、現代の茶事においても高い格式を誇ります。
古美術永澤では、こうした作家の情熱や歴史的背景を大切に汲み取り、丁寧に査定を行っております。お手元の茶道具の整理や、次世代への橋渡しをご検討の際は、ぜひ一度、古美術永澤へご相談ください。
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