
四代 上出喜山(かみで きざん)による極彩色菊椿文の菓子器
九谷焼の名跡、四代 上出喜山(かみで きざん)による、極彩色菊椿文の菓子器をお譲りいただきました。四代喜山は、伝統的な九谷焼の技法を極限まで研ぎ澄ます一方で、現代の空間にも調和する洗練された美を追求する作家です。
本作は、緻密な菊と椿の意匠が圧巻で、鮮やかな色彩が金彩と溶け合う様は、まさに加賀の雅を体現しています。金襴手の華やかさを持ちながらも、四代特有のどこか清らかな気品が漂っており、皇室御用窯の栄誉を賜った名門の誇りと、たゆまぬ研鑽が細部にまで宿っています。
九谷焼は、加賀藩主の前田利治公が興した古九谷に端を発し、その後一度は途絶えながらも、幕末の再興九谷、そして明治以降の輸出工芸としての発展という、独自の進化を遂げてきました。
上出家はその再興の系譜において、代々「上出喜山」の名を継承し、九谷焼の代名詞である「赤絵」や「金襴手」の技術を現代へと繋ぐ重要な役割を果たしてきました。
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