
加藤五山(かとう ござん)黄瀬戸釉 ぐい吞
近代美濃陶芸界の重鎮として知られる加藤五山(かとう ござん、1922-2009年)の手による「黄瀬戸(きぜと)釉 ぐい呑」をお譲りいただきました。
加藤五山は、伝統的な美濃焼の技法を深く研鑽し、特に桃山時代の古陶磁が持つ高潔な精神性を現代に蘇らせることに心血を注いだ名工です。本作においても、黄瀬戸特有のしっとりとした質感が実に見事で、作家の卓越した釉調へのこだわりが凝縮されています。
黄瀬戸の歴史は、安土桃山時代の茶の湯ブームの中で、瀬戸の職人たちが美濃の地で独自の美を追求したことに端を発します。黄金色に輝くその独特の肌合いは、当時の茶人たちを虜にし、現代においても茶陶の至宝として尊ばれています。
加藤五山は、そうした歴史の重みを継承しながらも、独自の感性を加えることで、観賞用としてだけでなく実際に手に取った際の手馴染みの良さをも追求しました。
古美術永澤では、こうした作家の魂が宿る近現代の工芸品から骨董品まで、幅広く取り扱っております。大切なコレクションの整理や、譲り受けたお品物の価値を知りたいとお考えの際は、ぜひ古美術永澤にご相談ください。
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