
ペルシア青釉手付壺
鮮やかなターコイズブルーが目を引く、ペルシア青釉の手付壺をお譲りいただきました。
このお品物は、かつての中近東、特にイラン周辺で中世から近世にかけて焼成されたイスラム陶器の系譜を継ぐものです。最大の特徴は、通称「ペルシア青」の美しさにあります。
この独特の青は、地中海の海の色や晴れ渡った空を想起させ、古くから東洋と西洋の美意識を繋いできました。全体に広がる細かな貫入(釉薬のひび割れ)や、長い年月を経て現れた銀化現象、そして把手に施された繊細な透かし彫りの細工からは、当時の職人の高い技術力と深い審美眼が伝わってきます。
歴史を紐解けば、ペルシア陶器はシルクロードを渡って日本にも伝えられ、正倉院の宝物や茶人たちの見立ての道具として珍重されてきました。
古美術永澤では、貴重な歴史的遺物としての価値を正確に見極めるため、熟練の査定士が丁寧に拝見しております。お手元の古美術品の整理をご検討の際は、ぜひ実績豊富な私どもまでお気軽にご相談ください。
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