
初期伊万里 染付四方皿
初期伊万里の「染付四方皿」をお客様よりお譲りいただきました。本作は、当時、最高級品として世界を席巻した中国磁器の意匠を色濃く反映させた逸品です。
深い呉須で描かれた中央の円窓文や、四方を彩る力強い唐草は、当時の職人がいかに真摯に中国趣味(シノワズリ)を追求していたかを鮮烈に伝えています。
素朴ながらも力強い筆致と、どこか温かみのある白磁の肌合いが、古伊万里特有の野趣あふれる高潔な美しさを引き立てています。
歴史的背景を紐解くと、17世紀半ばの中国は王朝交代の混乱期にあり、磁器の輸出が完全に停滞していました。その際、ヨーロッパ諸国からの莫大な需要に応えるべく、代わりを担ったのが日本の肥前磁器でした。
当時のオランダ東インド会社は、中国磁器の代用品として伊万里にその造形を求め、有田の職人たちは見事にその期待に応えました。
古美術永澤では、こうした東西文化の架け橋となった初期伊万里や、後年の輸出用磁器の査定・買取を承っております。お手元の古美術品の整理や評価をご検討の際は、ぜひ古美術永澤の無料査定をご利用ください。
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2026.03.03
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