
二代久世久宝(くぜ きゅうほう)裏千家十四代当主 碩叟宗室 無限斎(淡々斎)書付 色絵牡丹茶碗
京焼の伝統と雅を継承した名工、二代久世久宝(くぜ きゅうほう)による「色絵牡丹茶碗」をお譲りいただきました。
久世久宝は、江戸時代から続く京都の由緒ある名跡です。初代より裏千家との関わりが深く、その洗練された作風は茶人たちから絶大な信頼を寄せられてきました。
今回ご紹介するお茶碗は、黒地を背景に金彩と緑、白のコントラストが実に見事な作品です。大輪の牡丹が器全体に咲き誇る様は、まさに京焼の華やかさと品格を象徴しており、手にした瞬間に伝わる心地よい重厚感と、計算し尽くされた筆致には、名工の魂が宿っています。
京焼の歴史は、室町時代から江戸時代にかけて、茶の湯の発展とともに歩んできました。久世家はその中で「久宝」の号を受け継ぎ、伝統的な技法を守りながらも、各代が時代に即した感性を取り入れることで、独自の美学を確立しました。
そして本作を語る上で欠かせないのが、共箱に記された裏千家十四代当主、碩叟宗室(無限斎・淡々斎)による書付です。大正から昭和にかけて茶道の普及に尽力した淡々斎は、久世家との親交も深く、その審美眼によって認められた作品です。
古美術永澤では、こうした作家の情熱が込められた茶道具を、次なる愛好家の方へと橋渡しするお手伝いをしております。代々受け継がれてきた大切なお道具の整理をお考えの際は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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