
九谷焼鶉色絵皿
石川県の伝統工芸を代表する九谷焼の中でも、ひときわ高貴な佇まいを見せる「九谷焼鶉色絵皿」をお譲りいただきました。
本作の見どころは、器を彩る十六葉八重表菊(じゅうろくようやえおもてぎく)の意匠です。中心から外側に向かって整然と広がる十六枚の花弁が描かれたこの文様は、古来より格別の意味を持って尊ばれてきました。
鮮やかな朱や黄の色彩が呉須の深い藍色と見事な対比を成し、九谷焼特有の厚みのある上絵付けによって、菊の花びらに立体感が生まれています。
九谷焼の歴史を紐解くと、江戸時代初期の加賀藩枝藩である大聖寺藩で始まった「古九谷」に端を発しますが、一度は廃窯の憂き目に遭いました。しかし江戸時代後期に「再興九谷」として復活を遂げ、その過程でこうした華麗な色絵の技法が完成されました。
古美術永澤では、こうした歴史的価値の高い九谷焼の魅力を次世代へと繋ぐお手伝いをしております。コレクションの整理や、大切にされてきたお品物の譲渡をお考えの際は、ぜひ古美術永澤の無料査定をご利用ください。
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