
染付透かし振出
繊細な手仕事が目を引く「染付透かし振出」をお譲りいただきました。
振出とは、金平糖や雛あられといった小粒の菓子を入れ、茶席で振り出して供する小ぶりな菓子器のことです。今回お譲りいただいたお品物は、器全体に細やかな「透かし彫り」が施されており、職人の卓越した技術と根気が凝縮されています。
磁器の表面を一点一点くり抜くこの技法は、乾燥や焼成の過程で歪みや割れが生じやすく、完成させるには高度な熟練を要します。白磁に鮮やかな呉須が映える染付の美しさと、空間を活かした意匠が見事に調和した、大変雅やかな佇まいの一品です。
本作のような透かしの意匠は、見た目の軽やかさだけでなく、手にした際の独特の質感や光の透過による陰影が、茶席に涼やかさと華やぎを添えてくれます。
古美術永澤では、こうした時代物の茶道具や伝統的な染付磁器の査定・買取を承っております。代々伝わる茶道具や、ご自宅に眠っている古い陶磁器の整理をご検討中でしたら、ぜひ私どもにご相談ください。
関連買取実績
-
2026.04.01
-
2026.03.31
-
2026.03.30
-
2026.03.27








