
帯鉤(たいこう)とは、中国の戦国時代から漢代にかけて、主として革帯を締めるために用いられた鉤(かぎ)状の帯金具です。
帯鉤はその用途だけでなく、上流階級の男性が身につける装身具としても重要な位置におかれました。
権力者などは贅沢な装飾のものを好み、地位や権力を象徴するかのようにその意匠を競いました。
そのため、青銅製・鉄製のほか、玉製・骨などもあり、金・銀・象嵌などが施され、素材・デザインは多彩です。
こちらの品は獣頭玉製帯鉤です。美しい白い玉に文様の彫刻が施された一品です。
中国の装身具・装飾品、帯鈎、玉珮、如意など彫刻をほどこされた品がございましたらご相談ください。
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