
白玉の瓶敷
白玉(はくぎょく)の瓶敷をお譲りいただきました。
白玉は古来より珍重されてきた玉(ぎょく)と呼ばれる宝石の一種です。そのなめらかな光沢と清らかな色合いから、中国をはじめ東アジアの国の上流階級に愛されてきました。その白玉を用いた瓶敷は、美術的価値と実用性を併せ持つ珍品として、骨董品市場でも人気の品です。
瓶敷とは、茶道や書道、香道などの場において、花瓶や香炉、水差しなどを置くための敷物です。瓶敷の素材は鉄が多くありますが、白玉製の瓶敷は格式高く存在感を放ちます。白玉ならではの淡い光沢と品格は、置かれた器や道具の美しさを引き立て格調を与えます。
古い白玉の瓶敷には、精緻な彫刻が施されているものが多く、例えば牡丹や鳳凰、雲龍など吉祥の意匠が見られます。これらは単なる装飾ではなく、持ち主の富や教養、祈願の象徴としての意味も込められています。
白玉の瓶敷は数が少なく、状態の良いものは貴重です。近年は国内外で需要が高まり、骨董市場で人気の品です。特に、清代以前の作品や銘のあるものなどは高額で取引されることもあります。
もしご自宅に白玉製と思われる瓶敷がある場合、似たような品に見えても、時代や彫刻、石の質によって査定額は大きく変動しますので、専門の古美術店に依頼して正確な鑑定を受けることをおすすめします。
古美術永澤では、白玉をはじめとする玉器全般の買取に対応しております。経験豊富な目利きが丁寧に拝見し、適正な価格をご提示いたします。お気軽にご相談ください。
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