斉白石

斉白石（せいはくせき・せい はくせき）の掛け軸をお譲りいただきました。

斉白石は、近代の中国美術を代表する画家のひとりです。清末から中華民国を経て20世紀半ばまで活躍した斉白石は、伝統的な文人画を基盤にしながらも、蝦（えび）や蟹などの親しみやすい題材や鮮やかな色使いを取り入れた独自の画風で高い評価を得ています。

特に斉白石が描く蝦、蟹、鶏、草花といった身近な生き物や自然のモチーフは、素朴ながらも生き生きとした生命感をたたえており、観る者を惹きつけます。

斉白石の作品の多くは掛け軸の形式で残されており、美術市場で高く評価されています。特に、墨と淡彩を使って描かれた蝦の作品は斉白石の代名詞ともいえるもので、その筆致の鮮やかさ、生命感あふれる表現は独特の魅力があります。

古美術永澤では、斉白石をはじめとする中国近現代絵画の買取を強化しております。とくに斉白石の真作は近年さらに需要が高まっており、買取をご検討の際は、取扱実績と専門の目利きのいる古美術永澤にご相談ください。

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