
青花磁器 坐像
青花磁器の坐像をお譲りいただきました。
この青花磁器の坐像は、中国磁器の伝統的な青花技法で製作されたものです。白磁の地に藍色で絵付けを施した青花技法は、元時代(13-14世紀)に確立され、明・清時代を通じて中国磁器の代表的な装飾技法として発展してきました。
坐像を詳しく見ると、まず頭には特徴的な帽子または頭巾を着用し、顔には髭を蓄えた威厳ある表情が描かれています。衣装は線描で表現され、胸部から腹部にかけて龍のような文様が配されています。龍は中国文化において皇帝の象徴であり、権威を表す重要なモチーフです。
台座部分には波濤文様が巧みに描かれており、これは中国陶磁器でよく見られる伝統的な装飾パターンです。波の表現は躍動感に富み、熟練の絵師の技量を示しています。
古美術市場においては、青花磁器の坐像は希少性と芸術性の両面で評価されています。特に保存状態が良好で、時代の特徴を明確に示す作品は、コレクターの需要があります。
査定には専門的な知識と経験が必要であり、釉薬の質感、胎土の特徴、絵付けの技法などを総合的に検討することが重要です。
もし、遺品整理や実家整理などで、青花磁器と見られる品を見つけた際は、ぜひ古美術永澤へお声がけください。中国美術専門の目利きが丁寧に拝見し、その価値をご提示いたします。
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