
寿山石 (じゅざんせき) の印材
貴重な寿山石 (じゅざんせき)の印材をお譲りいただきました。その堂々とした佇まいと美しい石質は、中国美術の粋を示しています。
側面に刻まれた銘文は、この品を贈る相手と彫刻家の名前などが刻まれています。
印材の頂には、古代の神獣を象った鈕(ちゅう)が見事に彫り出されており、力強さの中に優美さを感じさせます。
この寿山石は、黄色味を帯びた温かい色合いと、滑らかでとろけるような肌触りが特徴です。
中国の篆刻文化において、印材はその美しさ、稀少性、そして作家性によって価値が大きく左右されます。特に清代中期の文人趣味が華開いた時代においては、当時の文人の交流と美意識を伝える貴重な歴史的資料とも言えます。
中国美術品、特に寿山石のような古美術の印材は、その真贋、石質、時代背景、そして作家の評価が複雑に関係し、適正な価値を見極めることが非常に困難です。古美術永澤では、長年の経験と深い知識に基づき、このような稀少な美術品の価値を最大限に評価し、お客様にご満足いただける査定・買取を承っております。ご自宅に眠る中国古美術品がございましたら、ぜひ一度、古美術永澤にご相談ください。
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