
翡翠印材
貴重な翡翠(ひすい)製の印材二点をお譲りいただきました。深みのある翠色と透明感を併せ持つこの印材は、古来より中国で珍重されてきた翡翠の持つ格調の高さを遺憾なく示しています。
印材の頭部には、威風堂々とした獅子の姿が彫刻されています。獅子は中国の伝統文化において、魔除けや守護の象徴として重要視されてきました。特に、権威や富を象徴する瑞獣として高貴な人物の印章の装飾として好んで用いられました。
本品は一対の印材で、それぞれに異なる表情やポーズの獅子が彫られている点も美術品としての評価を高めています。
印材の歴史は古く特に清代以降、文人文化の隆盛とともに印章は書画と並ぶ芸術品、あるいは愛蔵品としての地位を確立しました。
古美術永澤では、今回お譲りいただいたような翡翠印材をはじめ、篆刻家(てんこくか)の作品、あるいは鶏血石(けいけつせき)、寿山石(じゅざんせき)といった人気の印材などの査定・買取を承っております。買取をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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