清朝乾隆時代 青花纏枝蓮文大皿

清朝乾隆時代 青花纏枝蓮文大皿

清朝乾隆時代 青花纏枝蓮文大皿

中国美術買取 2026.01.01

鮮やかな藍色が大変美しい、「清朝乾隆時代 青花纏枝蓮文大皿」 をお譲りいただきました。精緻な絵付けが見事な、景徳鎮窯の名品と見受けられます。

景徳鎮窯は、中国江西省・景徳鎮を中心に発展した中国を代表する陶磁器の古窯・名窯で、景徳鎮は「磁都」とも呼ばれています。
唐~五代の頃には青磁や白磁を焼成していましたが、北宋の景徳年間(1004~1007)に優れた青白磁(影青)を完成させて名声を博しました。
元時代には秞裏紅や、イスラム圏から輸入されたコバルト顔料により青花技法を生み出しました。青花(青華)とは、白磁の素地にコバルト顔料で文様を描き、透明秞をかけて高温焼成した磁気のことで、日本では染付と呼ばれています。
明代になると官窯(宮廷専用の陶磁器を焼く窯)が設置され、国家の厳格な管理のもと、技術が飛躍的に向上しました。青花の技法は洗練され、五彩などの新しい技法も生まれるなど、次の清代にかけて景徳鎮窯の黄金期を迎えます。
清代に入ると、明代に確立した官窯制度と高度な技術を継承しつつそれを発展させ、完成度の高い磁器が安定して供給されるようになります。粉彩や琺瑯彩といった豊かな色調を持つ彩磁技法が著しく発展し、絵画的で精密な表現が可能となりました。また、青花は明代から清代にかけて発展・成熟し、最盛期を迎えます。

本作は、濁りのない深い青色で器全体を埋め尽くすように精緻な纏枝蓮文が描かれ、眺めるたびに心が洗われるような清々しさを感じるお品です。纏枝蓮文とは、中国の伝統的な吉祥文様で、蓮の花を主体とした唐草文様です。また、底部高台内に「大清乾隆年製」の銘があり、清朝陶磁の完成度の高さを象徴する乾隆時代の特徴を備える逸品と言えます。

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