
唐木台座
緻密な透かし彫りが目を引く中国美術の粋を尽くした唐木台座をお譲りいただきました。
唐木とは、古くは遣唐使の時代に中国(唐)を経由して日本へもたらされた黒檀や紫檀、花梨といった希少な硬木の総称であり、その堅牢さと磨くほどに増す深い光沢は、古来より高貴な人々に愛されてきました。
この台座を細部まで眺めると、雲気紋や霊芝紋を思わせる有機的な曲線が複雑に絡み合い、硬質な素材を使いながらも、まるで生きているかのような躍動感を放っています。
こうした台座は、単なる工芸品の支えではなく、その上に置かれる玉器や仏像、あるいは奇石の魅力を最大限に引き立てるための「小宇宙」として、熟練の職人が長い歳月をかけて彫り上げたものです。
中国の清代から近代にかけて、文人たちは書斎に置く調度品にこだわり、台座一つにも高い芸術性を求めました。
古美術永澤では、こうした歴史の重みを感じさせる中国古美術の査定・買取を承っております。価値の判断が難しいお品物でも、経験豊かな査定士が丁寧に拝見し、誠実に対応させていただきます。
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