
寿山石 印材 蓮と鳥図
深く温かみのある蜂蜜色を帯びた寿山石の印材をお譲りいただきました。
寿山石は、中国福建省寿山村周辺から産出される葉蝋石(ようろうせき)の一種で、その優れた石質と美しい色彩から「石中の王」と称賛されてきました。
今回の印材は、寿山石特有の滑らかな質感と、時を経たことによる深く落ち着いた光沢が特徴的です。
何より目を引くのは、その石の形状を活かして施された、見事な浮き彫り彫刻です。写実的でありながら、温かみのある作風で描かれているのは、蓮と鳥でしょうか。
深く刻まれた線と、ふっくらとした肉付けが織りなす立体感は、まさに石と対話する熟練の彫刻師の手によるものと見られます。
寿山石の彫刻は、単なる実用品としての印を超え、独立した芸術作品として古くから珍重されてきました。この印材も、かつては文人の書斎を飾り、大切な書画にその名を刻むために使われていたのかもしれません。
古美術永澤では、このような寿山石をはじめとする価値ある印材の査定・買取を承っております。ご自宅に眠っている印材や中国美術品がございましたら、ぜひ古美術永澤へご相談ください。
関連買取実績
-
2026.03.13
-
2026.03.13
-
2026.03.10
-
2026.03.10








