
明治時代の記念切手
明治時代に発行された貴重な記念切手コレクションをお譲りいただきました。日本の郵便史を語る上で欠かせない重要な切手が複数あり、コレクターにとって非常に価値の高いコレクションです。
明治銀婚記念切手(1894年)
最も古いのは明治天皇・皇后両陛下の銀婚式を記念して発行された切手です。2銭の赤色と5銭の青色の2種類が揃っており、菊花紋章を中心とした美しいデザインが特徴的です。この切手は日本初の記念切手として郵便史上重要な位置を占めており、保存状態も良好でした。
日清戦争勝利記念切手(1896年)
日清戦争の勝利を記念した切手では、明治天皇の御尊影を描いた4種類の切手を確認いたしました。赤色と紺色の組み合わせで発行されたこれらの切手は、当時の日本の国威発揚の象徴として発行され、現在では入手困難な貴重品となっています。
日韓通信業務合同記念切手(1905年)
日韓併合に関連した通信業務の統合を記念した切手も含まれていました。この時代の政治的背景を物語る歴史的価値の高い切手で、コレクターの間でも人気の高いアイテムです。
日露戦争凱旋観兵式記念切手(1906年)
日露戦争後の凱旋観兵式を記念した切手では、軍事的な図柄が描かれた1½銭と3銭の2種類。明治時代の軍事郵便史を語る上で重要な資料価値を持ちます。
大正婚儀記念切手(1900年)
皇太子殿下(後の大正天皇)の御婚儀を記念した切手は、明治後期の記念切手の中でも特に人気の高い一枚です。
今回のコレクションは、すべて未使用で、全体的に保存状態が良く、糊落ちや破れなどの大きな損傷もありませんでした。特に明治期の記念切手は発行枚数が限られており、現存数が少ないため大変希少です。
古い切手の価値は、発行年代、希少性、保存状態、歴史的背景など様々な要素で決まります。古美術永澤では専門知識を持つ査定士が適正な評価を行っておりますので、お手持ちの記念切手がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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